コレクション: ダンボ

スクリーンデビュー：1941年10月23日（アメリカ）

『ダンボ』はディズニーの長編アニメーション第4作。大きな耳を強みに変えて空を飛ぶ象の赤ちゃんダンボが、サーカスでスターへ成長していく物語。日本公開は1954年で『空飛ぶゾウ ダンボ』の題名でも親しまれている。

主人公のダンボは恥ずかしがり屋で甘えん坊。周囲からからかわれながらも、仲間の支えを受けて空を飛べる能力を開花させる。母親のジャンボ夫人は深い愛情で彼を守ろうとする存在で、親子の絆は作品の大きなテーマとなっている。

ダンボの相棒ティモシーは鼓笛隊風の衣装が特徴のネズミで、行動力があり勇気づけ役として活躍。劇中では名前を呼ばれることがない珍しいキャラクターだが、物語では重要な支えとなり、ダンボの才能を見つけてスターへ導く。

1941年という製作時期にしては非常に短い上映時間とシンプルな構成で、親子愛・勇気・自分らしさを大切にするメッセージが根強く愛され続けている。

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