コレクション: バンビ

スクリーンデビュー:1942年8月13日(アメリカ公開)

ディズニー映画『バンビ』は、フェーリクス・ザルテン原作の小説をアニメ化した作品で、日本での公開は1951年。森の中で動物たちが成長していく姿を描いた名作で、のちの『ライオン・キング』に影響を与えたことでも知られている。

主人公のバンビは“森の王子”と呼ばれるオスの子鹿。親友はウサギのとんすけとスカンクのフラワー。恋人は愛らしく人懐っこいメスの小鹿ファリーン。バンビの最初の言葉は「トリ」で、とんすけは好奇心いっぱいで言葉を教えてくれるムードメーカー。フラワーは恥ずかしがりやで優しい性格の男の子で、名前の由来どおり花のようにキュート。ファリーンの名前は「ネコのような」を意味する“feline”が元になっている。

2006年には続編『バンビ2 森のプリンス』が公開され、バンビが王へ成長していく姿が描かれた。
アニメ制作では本物の小鹿の動きを徹底研究しており、ウォルト・ディズニー自身も称賛したほどの繊細な表現が魅力。モデルとなった実際の小鹿には「バンビ」と「ファリーン」の名前がつけられた。

©Disney

バンビ